アイキャッチ―環境はつくれる

どうも,まっつんです。

 
人は自然と成長していくのではなく,周囲から様々な影響を受けて変化していきます。
 
それは,子どもも大人も同じ。劣悪な環境では,自分の身を守るために歪んでいくこともある。
 
反対に,ちょっとこじらせてしまった部分も良い環境の中で解きほぐされることもある。
 
人が人をつくることはできないけれど,その人が育つ環境を変化させたり,より良くすることはできます。
 
今回は,人が育つ環境にはどんな事が必要かを改めて考えてみます。
特に,子どもが育つための環境に必要なことは何か,より良い環境にするためにどんな条件があるのかを考えてみたいと思います。
 

〇安心安全であること

子どもが育つ場の大前提として,そこが安全であり,安心できる場であるかどうかが一番重要です。
 
身体的危険や生存が脅かされることがなく,心理的にも危機を感じることのない場です。
 
現代の日本では,ストリートチルドレンの様な,衣食住に大きな危険を感じる状況にある子は少ないです。
むしろ,重要なのは「安心の場」であることをしっかりと保証していくことです。
 
正反対なのはいじめが蔓延している場です。
いじめの場合は安全も脅かされていますが,安全であっても安心できない場は心身の健康を損なっていく大きな要因になります。
 

〇挑戦できること

何かを始めたり,続けること,やめることの自由が尊重されて,その可能性が開かれている様な場。
 
また,失敗で大きく評価を落とされないような場であることも,挑戦の可能性を開くためには必要です。
 
子ども時代には,多くの事が未経験の挑戦です。そこで萎縮しないためにも,挑戦できる雰囲気,失敗を受け入れてもらえる雰囲気はとても大切です。
 
挑戦可能性を高めていくことは,子どもに新しい知識やスキルの習得を促します。
 

〇傷つけられないためのルールが守られていること

むやみに人から傷つけられないという安心の保障に関連する事柄です。
 
自分が相手を傷つけないというのはもちろんのこと,相手からも傷つけられない安心。
それを守るためのルールが感じられる雰囲気です。
 
一人の人間として尊重されることです。
 
そのルールは明文化されたり,お互いに確認しあう必要はなく,そこの場の雰囲気として醸成されていれば十分です。
 
ここには,大人から子どもへの声掛けや,大人が子どもを相手に守らなければならないルールも含まれます。
 
 

〇意見や感情に対して受容的な風土があること

自分なりの意見を持っても良いんだと思えることは,子どもの自発性を伸ばしていきます。
 
感情をありのままに感じれることは,心理的健康を保つうえでとても重要な事です。
嬉しいときには,思いっきり笑顔で喜べる。楽しいときには声を出して笑える。
 
でも,特に大事なのは悩んだときやネガティブな感情を持った時に受け止めてもらえるかどうかです。
 
悩んだときにも,悩みの内容や自分なりの意見を受け止めてもらえるか。
怒ったときや,悲しいときに感情を出しても受け止めてもらえるか。
 

〇知的好奇心が刺激されること

子どもは遊びの中で成長します。遊びの根幹を成すのは”知的好奇心”です。
 
自ら工夫したり,自発性をもって取り組めるのは知的好奇心が刺激されているからです。
 
まずは遊びの中から,子ども達の知的好奇心を刺激するような仕掛けやきっかけ,そしてその機会づくりをしていくことは周囲の大人の工夫でできます。
もちろん,きっかけを与えた後の発展は子どもが本来持つ力に任せてしまっても良いでしょう。
 
知らないことを知っていくのは楽しい!と子どもが思えるかどうかは,知的好奇心が刺激される環境にあるかどうかが左右します。
 

〇まとめ

ここまで考えてきて,とても抽象的な話になってしまいました。
ただ,抽象的なだけにどんな場でも共通の最低限の条件です。
 
教育にしろ,療育にしろ,福祉にしろ,何かを子どもに対して為すにはこれらの条件を基礎としなければ,いくらその上に積み上げたとして,土台から崩れてしまう危険があります。
 
子どもは成長していくエネルギーを持っています。
それは,何かの障害を持っていても持っていなくても変わりません。
 
成長していくスピードは人それぞれです。
成長していく形も人それぞれです。右側から早く成長していく人があれば,左側から成長していく人もいる。はたまた,右左と交互に成長していくパターンだってあります。
 
人が人をつくることは絶対にできません。
でも,その人が成長する環境を良くして,成長のエネルギーを応援することはできます。
 
今回,5つの条件にまとめましたが,この記事を読んで思うところがある方はぜひコメント欄からコメントをください。
追記,改訂を随時して,子どもが育つ環境についてもっとみなさんと考えていきたいと思います。
 
子育て中の方,子どもと関わる仕事に就いている方,
 
以上,まっつんでした。
 
 
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