【アイキャッチ】カレーが食べられない

どうも,まっつんです。

 
みなさんはカレー,好きですか?
僕はカレー大好きで,インドカレーもタイカレーも,おうちで作るような「日本風カレー」もよく食べます。
 
よく,子どもの好きな食べ物ランキングなんてやっていると「ハンバーグ」や「オムライス」と並んでしばしばランクインしていますよね。
 
でも,このカレーよくよく考えると不思議な食べ物ですよね。
具材と主食がすべて同じお皿の中に入っていて一緒に食べる。
そして,固形のものと液状のものとを一緒に食べる。
 
今回は,このカレーにまつわる発達障害の偏食の話を取り上げます。
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〇子どもはみんなカレー好き?

子どもの好きな食べ物の代表格「カレー」。
しかし,発達障害を持つ子の中にはこのカレーが天敵な子も少なくありません。
 
そこには,発達障害の子が持つ”感覚過敏”が影響しています。
 
感覚過敏についてはこちらもどうぞ
 
確かに,カレーライスはよくよく考えると不思議な食べ物で,いろいろな食材をごちゃまぜにして食べるんですよね。
そこには当然食感や味が異なる者同士が一緒になっている訳で。しかも,辛い!
 
これ,感覚の過敏を持っている子にとってはなかなかな鬼門メニューなんですよ。
子どもならみんなカレーが好きだろ!ってそうでもないんです。
 
感覚過敏が理由でカレーを食べられない子も案外います。
 
感覚過敏と一口に言ってもその感じ方は人それぞれ。
どんな理由からカレーが苦手なのでしょうか。
 

〇カレーは刺激物!辛さがイヤ!

まず,いちばんわかりやすい理由はこちら。
「辛いからイヤだ」。
 
辛さはそのまま刺激です。
感覚の過敏を持っている子にとっては刺激の強いものは受け付けられないという事も多いです。
 
刺激が苦手,という子は炭酸ジュースも苦手だったりすることもありますね。
後は,同じ刺激系で言えばすっぱいものなど。
 

〇ルーの食感が…

ルーのどろっとした食感が苦手という子パターン。
固いものや固形物を好む傾向のある子は,反対にカレーの様な柔らかいものなどがあまり得意ではないこともしばしば。
 
特に,カレールーは半固形というか半液体というか,その「中間的な感覚」を苦手とする子も結構います。
他の例で言えば「おかゆ」がダメなパターン。
 

〇粉っぽいルーはNG!

出来たてのカレーは好きだけど,一晩おいたカレーは…。
ものによると一晩おいたカレーは粉っぽくなってしまうことも。
 
この「粉っぽさ」が苦手でカレーは好きじゃないというパターン。
感覚過敏持ちの子の中には,口の中がこなこなしてしまうのが耐えられないという子もいます。
この粉のような感覚をその過敏さから何倍にも不快に感じてしまうのです。
 

〇ルーの中に潜む影…

これは,感覚の過敏+予想できない状況への弱さという部分かもしれません
 
カレーにはいろいろな具材が入っています。
しかも,カレールーは色が濃いためスプーンですくった時に中に入っている具材が見えにくいこともあります。
 
口に入れたときに,思いもよらなかった味が口の中に広がると「イヤだ!」となってしまうパターンもあるのです。
これは,予想していなかった味がしたことへの不快感と感覚の過敏というミックスの状況でカレーが苦手になってしまうパターンです。
 

〇お米とルーの混ざる感じがどうしても…

そして,そもそもルーとお米の食感や味が混ざるのがイヤだという子もいます。
感覚の過敏を持っている故に,口の中にいろいろな食材が入り味が混ざってしまうと情報過多になってしまうのです。
 
味が混ざる感じがイヤな子はお弁当でもきっちりおかずごとに分けられていないと食べられないという場合もあります。
他にもご飯とおかずが一緒になっているどんぶり系が苦手だったりという事も。
 

〇まとめ

感覚の問題はまさに人それぞれによって異なります。
同じ「感覚過敏」という状態でも,Aさんは大丈夫な刺激でもBさんにとってはとても耐えがたいものという事が当たり前なのです。
 
ここで紹介したのは,カレーが食べられないという子を例にした感覚過敏のほんの一例です。
カレーが食べられないという子でもまだまだ他の理由で食べられないという子もいると思います。
 
ここで一番覚えておいてほしいことは「偏食の問題は人それぞれ理由が異なる」ということ。
一概に感覚過敏からくる偏食といってもその理由はまさに様々です。
 
これが,自分がその料理をなぜ食べられないのか説明してくれる子ならば良いのですが,自分のことを話せない子も少なくありません。
そういう時には,どうしてこの料理がダメなのか理由を考える引き出しがいくつかあれば,他の料理や食材に関しても予想が立てられるようになります。
 
そして,もう一つ覚えておいてほしいこと,それは「偏食は好き嫌いという次元の話ではない」という事です。
上の例で言えば,こなこなしたものは,もう食べ物ではなくてなんだか訳のわからない異物を口に詰め込まれている感覚と感じる子だっているという事です。
 
もちろん,感覚は成長に伴って変化もしていきます。
食べる練習をすることで食べられるものが増えていくこともあります。
 
でも,偏食の問題を考えるときは,まず単純な好き・嫌いという話ではなく”受け付けない”食材や食べ方であるという認識に立つことが必要不可欠なのです。
 
今回は,子どもの好きなメニューの代表格である「カレー」を取り上げました。
「子どもはみんなカレーが好き」という訳ではないことがわかってもらえたと思います。
 
偏食や感覚の過敏を考えるときは,普段の自分の感じている感覚や思い込みをいったん取っ払って,「この子はどう感覚を受け止めているのか」という視点に立つことがとても大切なのです。
 
以上,まっつんでした。
 
 
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